例年ならば「残暑が厳しいですね…。」という会話をしている頃ですが、今年は一気に過ごしやすくなり秋の訪れを感じています。
若い頃は夏が終わってしまうのがなんだかとても切なくて寂しい気持ちになっていたのですが、大人になると体力なども考えてちょっとホッとしていたりもします(笑)
加えて、仕事ばかりしていて夏らしい事をしなくなっちゃったからと言うのもあるのかも知れませんね。
それでも、この頃になると決まって森山直太朗さんの「夏の終わり」という曲が頭の中でぐるぐると回り始めます。
こう見えて(笑)切ないと言う感情が好きな私にとってはとても心地の良い曲なのですが、今年はこの歌詞が特別に心に響いてきます。
それは、義父が天国に旅立って初めての夏が終わろうとしている義母の想いに重ねてしまっているからかもしれません。
学生の時から交際をしていた父と母。
嫁いで間もない頃に、若い頃のエピソードを楽しそうに話してくれたのを今でもはっきりと覚えています。
ずっと一緒に歩んできた季節には、ダンナマンや、まして私には分からない想いもたくさん詰まっているのだろうと思います。
当たり前の日常がどんなに宝物なのかを心で感じながら、ちょっとだけ(私にとって)切ない季節を味わおうと思っています。
とても優しそうなご主人様から、奥様のお誕生日に優しい雰囲気で…とご依頼をいただいたアレンジです。
お祝いや感謝の気持ちを伝えられる事が出来るのであれば、出来るだけ私も…そんな風に思いながらお作りしました。
「夏の終わり
夏の終わりには
ただ貴方に会いたくなるの
いつかと同じ風吹き抜けるから」
皆様の応援に感謝致しております!
ありがとう♥︎
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